転角とは?

自動車の種類によってその角度が異なっており、積載ありの自動車の場合は35°、積載なしの自動車の場合は30°以上傾けても横転しない事が求められます。
この安定角度の事を「転角」と呼んでいます。

転角の測定

転角の測定

道路を走っている自動車が、カーブや坂道で横転してしまったら大事故になってしまいます。このため、一定の角度まで自動車を倒しても横転しない事を証明しなければ公道を走ってはいけないという法律があります。

自動車の種類によってその角度が異なっており、積載ありの自動車の場合は35°、積載なしの自動車の場合は30°以上傾けても横転しない事が求められます。この安定角度の事を「転角」と呼んでいます。

当社で製作する特殊作業車も道路を走るので、当然この法律の規定を受けます。
クレーン車等の作業車の場合、トラックと違って貨物を載せて走る訳ではないので30°をクリアすればOKですが、すでに重い作業装置が搭載されているので、非常にシビアな重量配分を余儀なくされます。
実際に作業車を傾けて30°以上の安定角の証明をしてもらい、晴れて作業車としてのデビューを迎えます。